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zoom RSS 蕎麦de御麺:蕎麦話し16

<<   作成日時 : 2006/04/25 11:56   >>

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「神田の藪」この店を語るには斎戒沐浴、歯磨き3度、嗽10回、爪切り、耳垢掃除、鼻かみと心して臨まなければならないとkazenotamiは考えています。何故かと言いますと、江戸の蕎麦への劣等感がなせるのでしょう。江戸の蕎麦それも「神田の藪」を語るには江戸を語らなければ本筋に入れないと考えるからです。
亡くなった杉浦日向子氏のように描写できませんので、故杉浦氏が江戸をどう捉えていたかをずるしてネットから借用します。

『江戸という時代、江戸という都市に、興味を持つようになったきっかけが、何かおありになったんですか。
まったく自然に、なんですよ。特別の何かがあったわけではなくて。物事に興味を持つようになる時って、自分でも意識しない内に心が傾いていくものじゃないでしょうか。私にとって「江戸」は遠くにあるものではなく、生活の中にある日常的な存在です。好奇心に任せて殆ど独学で江戸を学んで行く内に自然に江戸と暮らすようになりました。江戸という都市は、東京の前身、つまり同じ場所なんですね。そこには時間の経過があるだけで、その土地固有の「性格」は変わっていないと思います。

場所としての「江戸」は、どこを指しているんですか。
語源としては「入江の戸口」にある土地からきています。江戸の町は現在の山手線の内側の、非常に狭い土地です。港区、千代田区、中央区の三区を中心に、ちょっと周りを広げた位の広さです。江戸の下町というのは、神田川より南、隅田川より西、江戸城から東、江戸湾から北の細長い一帯でしかなかったんです。現在の神田、日本橋、銀座、新橋あたりです。なぜ、下町かというと、お城のすぐ近くある商業地、町人地が、お城の下にある町ということで、「城下(しろした)の町」「下町」なんです。「下町」というと多くの方々は浅草や上野、寅さんの葛飾のあたりとか、向島、本所といった所をイメ−ジなさると思いますが、下町の定義には入らない地域なんですね。逆に四谷とか新宿、赤坂あたりは武士が住んでいた武家地で、その辺一帯を「山の手」と呼んでいました。江戸時代の新宿は、大変はずれた寂しい宿場町でしたし、高田馬場などは田畑ばかりでした。 』
http://www.tcvb.or.jp/jp/rashai_tokyo/interview/b_sugiura.htm

ずっと以前、杉浦氏が説明する下町で生まれ育った会社同僚の奥さんに「浅草なんかの下町で呑むのはいいもんですね」といい気になってほざいたところ、ビシッと返されました。「浅草は向島です。下町ではありませんヨ!」と。今でも強烈な印象です。


またずるして、新潮文庫「ソバ屋で憩う」まえがきから

『・・・ソンナニイソイデドコヘイク。つまりは、そういうことなのです。ふだんのなかに、もっと憩いを。料亭やレストランではない。はやりのグルメ・スポットや居酒屋ではない。ソバ屋でたしなむ酒の味。こんな時間が持てるということ、これぞ、いままで、生きてきた甲斐があるというもの。ラクーになれます。。食欲ではない、楽欲が満たされます。ソバ屋で憩うのはいかがですか。
この本はソバを批評するものではありません。ソバ屋という身近なオアシスを楽しむ本なのです。・・・』

この本には「神田の藪」は登場しません。おそらく、ソバ屋でゆっくり酒と蕎麦を楽しむという主旨にはちと違うということでリストアップされなかったのでしょう。
しかし、この藪、女将さんの帳場への指示伝令の口上と作法は何時行っても「やはり、江戸だ!」と嬉しくなります。
辺りの鳥すきの「ぼたん」、トンカツ「梅亭」 蕎麦「神田まつや」下町の風情が活きていて、外国のお客さんも多いですが、福岡人kazenotamiも幸せな気分でお店に向かうことができます。

さて、福岡・博多では「どうすれば?」「どうなれば?」と考えますが、まずは美味しい蕎麦と酒肴と酒。それに客と。風情は客がつくるものかなと・・・


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酒と酒肴


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武蔵寺の緑


母いまだ若き単衣の写真かな(紀明)



「十割蕎麦かぜのたみ」

住所:福岡県筑紫野市天山537
電話:092−926−5998
営業時間:11:30〜15:30  17:30〜21:00
定休日  :火曜・水曜 *祝・祭日は営業

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